なでしこ保育園

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園長のひとりごと

2018年8月6日

 保育園では、職員の資質向上を目指し、キャリアップ研修に取り組んでいます。 
 先日、乳児保育に関する研修に出席した保育教諭の復命書を見ていると、「赤ちゃん学」の権威である同志社大学小西行郎教授の講義の内容が載っていました。
 内容は刺激的で、「胎教はほとんど意味がない。」「意味がわからない赤ちゃんに語りかけたり、触ったりするのは無意味」「今の育児は、お母さんが楽しむための育児になっている。」等の話から始まります。
 赤ちゃんは、大人と同じように自ら動き、触り、見て、聞き、そして考えており、大事なことは、赤ちゃんからの発信に先回りせずに応えること、「赤ちゃんファースト」であることが必要であるとのことです。
 大人は赤ちゃんの食事と睡眠の生活リズムを確立し、赤ちゃんが自ら学習することをジャマしないように、そして、赤ちゃんの安全基地となるようにとのことです。
 赤ちゃんを巡る先端研究の成果に、目から鱗が落ちるような思いがします。保育教諭は、「今後は、急がさせず、焦らず、子どもがじっくりと取り組めるように配慮していきたい。」と研修報告を纏めていました。
 乳幼児を巡っては、近年、子育ての不安等から全国的に虐待等の不幸な事件が多発しています。少しでも「赤ちゃんファースト」の気持ちで赤ちゃんの思いを大切に気長に見守り続ければ、事件も少なくなり、子育てが楽しいものになるのではないかと思います。
 

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